営業といえば顧客の元へ直接伺う訪問型営業が主流かと思いますが、非対面型のビジネスが推奨される昨今の情勢に伴い購買プロセスもオンライン化してきています。
訪問型営業とオンライン営業の1番の違いは商談を対面で行うかWeb会議のツールを利用して離れた場所で行うかです。
従来の訪問型営業は製品やサービスの紹介から提案、見積もりなど契約に至るまで何度も顧客の元へ伺います。それに対しオンライン営業はWebから問い合わせ、メールや電話でやりとりを行いオンラインで商談を実施しするため顧客の元へ訪問することなく完結します。
ではオンラインで商談を行うことによって一体どのようなメリットがあるのでしょうか?
オンラインの強みは移動のコストを省けることです。交通費はもちろんのこと移動にかかる時間も削減でき、1日に多くの商談予定を入れることができます。また訪問型営業では、数週間後になることもあるアポイントが数日以内に実施でき素早い対応も可能です。
距離を問題としないオンライン営業を利用すると、今までなかなか足を運ぶことができずメールや電話で対応していた遠方の顧客と訪問と同じように顔を合わせて打ち合わせができます。資料を一緒に見ながら説明したり、製品をカメラに映すこともできるので従来より手厚いフォローが可能になりビジネスチャンスを広げられます。
オンライン営業は、双方がそれぞれ自宅や自社の会議室などからWeb会議のツールを使用して商談を行います。
パソコン1台とインターネットが利用できる環境があれば始められますが、それに外付けのカメラやマイクをプラスすることにより対面で会話をしている状況に近い環境づくりが出来ます。
パソコンにはあらかじめWebカメラが内蔵されています。しかし、多くの場合パソコンを机に置いて使用する為カメラが下からのアングルになりどうしても見下ろされているような圧迫感が生まれてしまいます。そこで外付けのカメラを1台用意することで正面に座っているような自然なアングルにすることが可能です。
さらにカメラを2台に増やしスイッチャーを使用することで、例えば販売商品をアップで映すカメラと切り替えもでき、より商品の魅力が伝わりやすくなります。
カメラ同様マイクもパソコンに内蔵されていますが、高音質のマイクを使用するとクリアで聞き取りやすい音声を届けることができます。
オンライン営業を導入するにあたり、起こりうるトラブルをご紹介し、あらかじめ回避できるようご説明させていただきます。
1番重要で1番多く起こりうるトラブルが通信環境の問題です。
インターネットの通信環境が整っていないと通信が繋がらない、途中で画面が切れる、音が聞こえないといったトラブルが発生します。
そういったトラブルで開始に時間がかかったり、場合によっては商談が中断してしまう状況も考えられます。
予めインターネット環境や接続端末のスペックを確認しておくことをおすすめします。
対面での商談と違うパソコン操作に加え、カメラやスイッチャーなどの機材操作も必要となります。
操作に慣れていないとスムーズに製品やサービスのプレゼンを行えずに良さが伝わりきらないなんてこともあるかもしれません。
事前にオンラインのツールや機材について理解して何度も練習し、知識と経験を増やすことが大切です。
また、顧客側もパソコンやWeb会議のツールの使用方法を知っている必要があります。そのため、双方が使用できるツールを確認しておくことも重要になります。
いざ、オンライン営業を取り入れようといっても環境構築や機材の準備など専門的な知識がなく導入を躊躇ってしまう方が多いかもしれません。
弊社ではそういったお客様がすぐにでもオンライン営業が始められるように専門のスタッフが機材をプランニング・パッケージしたものを販売、アフターサポートも行っております。
また、個別のご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
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